安否を尋ねる挨拶と自分の近況を伝える挨拶の例文が簡単にわかるフローチャート

目次

手紙冒頭の挨拶と安否に関する挨拶について

手紙の組み立て方と構成で始めの書き出しになる部分というのが、①頭語→②時候の挨拶→③安否の挨拶という流れになるのが、手紙の書き方の始まりの決まりの部分になります。その中で、自分や相手の近況を軽く触れる文として利用される「安否のあいさつ」について、一般的な文例と組み合わせをまとめていますので、参考にしてみてください。

自分なりに言葉を綴りたいという場合は問題ありませんが、いざ書くとなった時迷うこともあるかもしれないので、文例として参考にしてみるのがいいでしょう。

 

相手の様子を尋ねるあいさつ

本文に入る前に、前文に近況や相手の様子を尋ねるあいさつがあると、返事を書く場合も返信しやすく丁寧に感じれますので、フローチャートを参考にしてみてください。

aisatuyougo(※クリックで拡大)

安否を尋ねる挨拶の一例

皆様におかれましては、いかがお過ごしですか。心からお喜び申し上げます
皆様にはますますご健勝のことと存じます
皆様におかれましてはその後ご清栄のことと拝察いたします
皆様にはお元気でお過ごしでしょうか。心よりお喜び申し上げます

必ずしもこの中で構成しないといけないということは、まったくありません。不安になった時に参考程度に参照してみてください。

 

自分の近況を伝えるあいさつ

相手の安否に対するあいさつと同時に、自分の近況を伝えておくのも丁寧な手紙になりますので、参考にしてみてください。
jibunnaisatu(※クリックで拡大)

自分の安否を伝える挨拶

私もお陰様で家族一同元気にしておりますのでご安心ください
私も相変わらず混交な毎日を過ごしておりますからご安心ください

基本的には、フォーマルな場面を想定してフローチャートを作っております。親しい人や身内の場合は、もっとフランクに書いてみてもいいかもしれません。

フォーマルな場面では、上記のような構成と組み立てをしてみると、丁寧な印象としっかりした印象を手紙を受け取る方に与えられることができると思います。あくまで困ったときの参考程度にしてみてください。

 

手紙の冒頭部分について

冒頭でも触れましたが、手紙の始めの部分は「頭語」「時候の挨拶」「安否の挨拶」で構成されます。頭語というのは”拝啓”や”前略”などの冒頭の決まり文句のことで、時候の挨拶というのは、季節ごとの挨拶の部分になります。そして今回の安否の挨拶で手紙冒頭の書き出しの部分を形成しています。

それぞれ、使い分けや季節ごとに詳しい内容をまとめておりますので、下記参考にしてみてください

手紙における「頭語」と「結語」の役割と種類手紙の書き出しで「拝啓」「謹啓」「前略」等を使い、手紙の最後で「敬具」「かしこ」などと結ぶルールがあるのはご存知かもしれませんが、それぞれの種類や対応する頭語と結語があいまいになっている方も多いかもしれません。特に、フォーマルな手紙や丁寧な手紙を書く場合に「あれどうしたらいいんだろう?」と思ったり、書き方で困ったこともあるかもしれない方に「頭語」と「結語」をそれぞれ対応するものとして表にまとめましたので、参考にしてみて下さい。 書き出しの「頭語」...

 

手紙の書き方における時候の挨拶時候の挨拶、一年の中で繰り広げられる四季おりおりの表情を表現するひとつになり、天候やその年の季節感などを表すあいさつになります。「頭語」の後におかれ、安否のあいさつと組み合わせることで、前文あいさつを構成します。また、時候の挨拶は日本各地の年中行事、五節句、二十四節気(にじゅうしせっき)などに関連するものがおおいため、五節句(人日、上巳、端午、七夕、重陽)や二十四節気についてある程度の知識があったほうが、時候の挨拶をかんがえる際も楽しめるかもしれません。(※必ずしも知...

 

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