水害(洪水・大雨等)のお見舞いの手紙の書き方と例文

目次

水害(洪水・大雨等)のお見舞いのお手紙のポイント

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災害時には心身ともに疲弊している場合が多いので、そういった折に友人知人からの勇気づけるような手紙は非常にうれしいものです。

 

人が不幸な出来事にあったり、失意のどん底にあるとき、人の慰めや助けがどんなに有難いことか、ご自身の体験を通してご存じの方も多いかと思います。

 

相手の気持ちを推し量って手紙を書くのも貰った側からするととてもありがたいものですが、手紙を出す側も可能であれば、自分のできる範囲で協力を申し出てあげられると、災害の渦中で辛い想いをしている手紙を受け取った人にとっては、非常に助けになるものでしょう。

 

 

水害のお見舞いの文例

 

例文その1


急啓

このたびの集中豪雨で、お宅様も床上浸水の被害を受けられたとの由、こころからお見舞い申し上げます。

後片付けなどで、お取り込み中かと存じますが、心ばかりのお見舞いお印に、別便のものを送らせていただきました。お役に立てて下されば幸いです。

私どもも、出来る限りのお手伝いをしたいと思っておりますので、お役に立てることがございましたらどうかご遠慮なくお申し越しください。

皆様のご無事と、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

まずは取り急ぎお見舞いまで。

草々

平成○年○月○日


 

 

 

例文その2


前略

けさのニュースで御地で予期せぬ水害があったことを知りました。被害の程を案じておりますが、お宅様ではいかがだったでしょうか。心よりお見舞い申し上げます。
遠方ゆえ、詳しい状況がわからず、ただただご無事をただお祈りするばかりです。

お取り込みの時期かと存じ、まずは書状にてお伺い申し上げましたが、私どもでお役に立てることがございましたら、ご遠慮なくお申しつけ下さい。

皆様のご無事を心からお祈り申し上げます。

まずは取り急ぎお見舞いまで。

草々

平成○年○月○日


 

 

相手が必要なものを考える

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相手が必要としているものは、何も物理的な「モノ」だけではありません。自分達ではどうしようもなかった自然災害の前に突然襲われたわけですから精神的なダメージも少なくないはずです。

 

そんな出来事の最中にあって、友人知人が安否を気遣ってくれたり、協力を申し出てくれるだけで、精神的な安定剤にもなるはずです。

 

相手の気持ちを考えるのももちろん大切ですし、必要ですがまずは困っている人に対してできること、安否を気遣うこと、可能であれば何か協力できるという意思表示だけでも、相手は非常にうれしいですし、助かるはずです。それだけでも十分に手紙を送る意味はあるでしょう。

 

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