地震災害のお見舞いの手紙の書き方と例文

目次

地震災害のお見舞いの手紙のポイント

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我々にとっては、地震というのは決して非現実的なものではありません。比較的身近なことで、実際にその地震の恐ろしさを体験した人も少なくないでしょう。そして、その地震のもたらす影響の甚大さを十分知っているはずです。

そういった意味でも、実際に手紙やメール等で災害の渦中にある方に対して連絡を取る機会もあるかもしれませんし、そういった時に気遣いができるのはとても素敵なことだと思います。困っている人がいるなら手紙のひとつやふたつという精神で勇気づけるためにも書いてみるというのでも、もらった人にとってはとてもありがたいでしょう。

また、お見舞いの品を送る場合は、災害の種類や程度にもよっても変わってくるかと思います。不慮の災害の場合、助けが必要としているケースが多く、相手の身になって何が必要かを考えられると大変喜ばれるかと思います。

地震災害については、特に相手のためになるようなお見舞いや言葉をかけてあげられると心の支えにもなるかと思いますので、参考にしてみてください。

 

地震災害のお見舞いの文例

例文その1


 

急呈

御地方におこりましたこの度の地震、近年になく大きく、被害も相当であると報道されておりますので、家内一同ほんとうに心配しております。家屋の倒壊、停電、道路の陥没、損壊の報道をみるにつけ、安否が気になりしかたがありません。ご様子はいかがでしょうか。ご無事をひたすらお祈りしております。

この手紙がいつ届くかわかりませんが、万一ご被災になられておりましたらご入用の品ご遠慮なくご用命ください。さっそくお送り申し上げたく存じます。

一刻も早くご様子のほど承りたく、鶴首してお待ちしております。

不一

平成○年○月○日


 

 

 

例文その2


急啓

昨夜、私どもの地域でも地震でゆり起こされました。震源地は御地の近くと知り、急いで筆をとらせていただきました。未だ電話連絡もとれず、詳しい情報が不明なまま、皆様のご無事を案じるばかりでございますが、○○様のお宅のご様子はいかがでしょうか。

報道が次々とされるにつけ、ご被害があったのではないかと、ただただ家族一同お案じ申し上げております。万一ご被災の場合はご入用の品などご遠慮なくご用命ください。日ごろのご厚情にお報いするためにも、なんでもいたしたいと存じます。

ご被害がなく、ご無事であってほしいと祈りつつ、まずは右まで

草々

平成○年○月○日


 

地震災害の恐ろしさ

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私たちの記憶に新しい、関東淡路大震災や東日本大震災に関する報道というのは本当に心が痛むような映像の数々でした。衝撃的な映像も多く、実際に被害に合われた方もすくなくない規模の大地震でした。

その悲惨な災害に対し、自分ひとりで対処できるコトや精神的なキャパというのは、案外たかがしれています。周りの人は地域の人、そして親戚家族があって時と共にその問題と向き合うことになるでしょう。

そういった意味でも、相手の事を気遣い、安否の確認や協力の申し出をしてくれることは本当に助かるものです。綺麗事ではなく、災害の渦中にいる人の状況を考えたらどれだけうれしい事か想像に難くありません。

すぐにできなくとも、しばらく時間が空いた時にでも手紙や連絡をとってあげることでも連絡を受けた方というのはうれしいものです。そういった機会はできればあってほしくないですが、必要とあれば手紙や連絡をこちらから連絡を取ってあげるのがいいでしょう。

 

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