縁談のお断りの手紙の書き方と例文

目次

縁談のお断りをする際に気を付けたいポイント

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断りの手紙は特に神経を使い、むずかしい手紙です。それでもやはり一番なのは、言い逃れをしたりせず、できなことはできないと明確に正直に断るのが一番です。変な言い訳はせず、正直に手紙で伝えましょう。

 

自分の意思をはっきり伝えておけば、お互いに後腐れや勘違いがなくて結果的にいいので、意思をはっきりと伝え、誠実に断りましょう。

 

理由が取り繕ったような理由であるとせっかく頂いたお話も「迷惑だったのかな」と要らぬ心配を相手にさせてしまいます。ハッキリと正直に伝えた方がお互いのためでもありますので、正直に伝えることを心がけましょう。

 

 

 

縁談のお断り文例

例文その1


謹啓

寒さも和らぎ、春の匂いと暖かさを感じられるこのごろですが、皆様にはお変わりなくお過ごしの由、お喜び申し上げます。

さて、先日はわざわざおいでを頂きましてお話ございました娘の縁談につきまして、さっそく内々で相談いたしましたところ、お家柄といい、ご本人の人柄といい、まことに得難きお話、私どもには分の過ぎた男性と存じ、大賛成でございましたが、娘本人が、あと二、三年は独身でいたいと申しまして頑として受け付けず、ほとほと困惑してる次第であります。

せっかくのご親切を無にいたすようで、私も不本意かつ残念でなりませんが、本人が右のような状態のため、一応白紙にかえしていただけますなら幸いと存じます。

先方様には、どうぞよしなにおとりなしをお願い申し上げますとともに、今回のことはご海容くださいまして、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

まずは略儀ながら書中お礼かたがたお返事申し上げます。

敬具

平成○年○月○日


 

 

 

例文その2


拝復

お手紙ありがたく拝見いたしました。皆様にはお元気にお過ごしのことお喜び申し上げます。
さて、この度はお見合いのお話をいただき、誠にありがとうございました。
先様は、お人柄も、ご本人の経歴も、なにもかも申し分なく、たいへん誠実でご立派な方であり、私には過ぎた、もったいないくらいの方ではないかと存じます。
しかし、今回のお見合いは遠慮させていただけないでしょうか。
○○様のご紹介ですので、大変素晴らしいお相手とは存じますが、現在はまったく別な問題で頭がいっぱいで、しばらく結婚はとても考えられない状態にあります。まだまだ未熟ゆえしばらくは今の仕事に専念したいと考えております。
このような自分勝手な都合だけでご厚意にそむくのはまことに申し訳ありませんが、どうかあしからずご了承下さいますようお願い申し上げます。
まずは、お詫びかたがたご返事申し上げます。

敬具

平成○年○月○日


 

 

正直に手紙を書くことが一番

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相手の好意に対するお断りの手紙というのは非常に難しいですが、正直に書くことがまず大前提で、一番後々問題にならないポイントでしょう。

 

相手の好意に対しては素直に感謝し、断ることに至ってしまった気持ちや状況を説明するのが何よりも効果的な手紙になります。

 

手紙には、変に言い訳がましくする必要もないですし、一番は正直に伝えた方が、お互いにとって後腐れなく問題を対処できるでしょう。

 

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