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手紙を書く上での最低限のマナー
作法というと堅苦しくなってしまいますが、想いを込める手紙なので、ある程度書く上での意識はあったほうが良いと思われます。
とはいえ、気持ちが伝われば貰ったほうもうれしいので、堅苦しくない程度のフランクさと想いを伝える目的を失わずに気持ちをしたためたいものです。
①誤字脱字は気をつける
相手の名前の漢字を間違えるなんてことはもっての他ですが、自分で手紙を書いた後見直して誤字脱字を気をつけて間違いの無いようにしましょう。
親しい間柄ならともかく、目上の人や久しぶりに連絡を取る相手には特に気をつけましょう。そこまで神経質になることはありませんが、気をつけるに越したことはありません。
例えば、久しぶり会った人にあまりなじみの無い若者言葉を話されたら戸惑いますよね。話していても、中身より若者言葉を使われたことに意識がいってしまう。
それから、なんかの話の流れで巣窟(そうくつ)を、すくつとか話始めたら話の内容よりそっちの方がちょっと気になってしまいますよね。
もちろん、面と向かって話すことと手紙において書いてしたためたものを読んでもらうことは同じではありませんが、基本的なマナーとして誤字脱字には気をつけたいものです。
②手紙を”自分”が貰ったら?というシュミレーションをする
督促状や請求書、お詫び状ならいざしらずですが、基本的にはどんな手紙でも貰ったら嬉しいものです。それが、久しく会っていない友人であったり、恩師であったり家族であったりとシチュエーションは様々ですが、やっぱり直筆の手紙を貰えば思わず顔がほころびます。
どんな手紙でもうれしいのは確かではありますが、自分の書いた手紙というのは主観がたっぷり入っています。もちろん想いをしたためるわけですが、主観なのは間違いありませんが、その中にも貰った相手の気持ちを推し量ることも重要であります。
手紙に限ったことではなく、面と向かってお話するときにも非常に大事なことです。自分の話を延々とお話する人には辟易いたしますが、相手の方が飲み込みやすい話題であったり、自分に置き換えても共感できる話題であれば、手紙を受け取った方も色々楽しみながら読めると思います。
相手が好きな話を書くのもいいのかもしれません。共通の友人の近況や共通の話題や趣味の話。フランクに書いてあることをのみ込めるのも相手にとっては嬉しいことになります。
③書くことを楽しむ伝えたいことをしっかり伝える
よく言われることですが、今の時代は書くこと自体が減りました。年賀状を書く習慣もだんだんと薄れてきています。年賀状のあの膨大な作業を考えたらまた違った見方ができることがあるのは事実ですが、メールで済んでしまって日常で手紙を送ることも少なくなってしまいました。
そんな中にあるからこそ、直筆で想いを綴った手紙というものが相対的に価値のあるものになったように私なんかは思います。
普段メールで済ましていれば、その人の書く”字”というものを見る機会はほとんどありません。話していれば相手の思っている事を汲み取れることもありますが、初めから想いをしたためる手紙にあっては話すときの印象や文から漂う雰囲気を文字から直接感じ取ることが出来ます。
普段書かない手紙だからこそ、書く楽しみや相手に対する配慮を改めて実感することになるでしょう。書き言葉の難しさであったり、想いを分かりやすく文に変えることの大変さを発見できるかもしれません。
まとめ
・文字の間違いは身だしなみと同じであり、最低限のマナー
・相手があっての手紙。相手を思えばこそ嬉しい手紙を書こう。
・書くことが少なくなった今。書くこと時代を楽しもう。
はがきと封書についてのマナーはコチラにまとめてありますので、参考にしてみてください。
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