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本人限定受取郵便の概要と詳細について
本人限定受取郵便って何?
荷物を名あて人ご本人又は荷送人さまの指定した代人に限りお渡しするサービスで、差し出した郵便物を封筒に記載された名あて人に限りお渡しする、日本郵便の郵便サービスのことを指します。
・郵便物等に記載された名あて人または差出人が指定した代人一人に限り、郵便物等をお渡しします
・本人確認レベル、配達サービスの有無、本人確認情報の差出人への伝達の有無等により、基本型、特例型または特定事項伝達型のいずれかをお選びいただけます。※特定事項伝達型は、代人を指定できません。また、郵便局が別に定める支店のみでのお取り扱いとなります。
本人限定受取オプションの料金と金額について
一律100円
【本人限定受取料金例】
基本料金・運賃+一般書留料金+本人限定受取料金=合計金額
【運賃計算例】
50グラムのゆうメールを本人限定受取として送る場合(損害要償額の申 出なし)
【合計額:ゆうメール運賃+一般書留料金+本人限定受取料金】
180円+370円+100円=650円
①一般書留(ゆうパックの場合はセキュリティサービス)とする必要があります。
②速達、一般書留(ゆうパックの場合はセキュリティサービス)、引受時刻証明、配達証明、内容証明および代金引換以外のオプションサービスとすることはできません。
③特定事項伝達型の場合、料金後納(料金を後納とする料金計器別納を含みます。)としていただきます。
④破産法(平成16年法律第75号)等関係法令の規定に基づき、破産管財人に配達することがあります。この場合、本人限定受取料の返還は行いませんので、ご注意ください。
3つの種類の本人限定受取郵便と受け取り方法
基本型 | 特例型 | 特定事項伝達型 | |
対象商品 | 郵便物、ゆうメールおよびゆうパック | 郵便物、ゆうメールおよびゆうパック | 郵便物 |
事前のご利用のお申し出の必要有無 | – | – | あらかじめ差出郵便局(当社が別に定める郵便局に限ります。)にご利用のお申し出をしていただきます。 |
受取人へのご連絡方法 | 郵便局から通知書を送付します | 郵便局から通知書を送付します。 (電話番号が分かる場合は、電話連絡も行います。) |
郵便局から通知書を送付します。 (電話番号が分かる場合は、電話連絡も行います。) |
郵便物等をお渡しする場所 | 郵便窓口 | 郵便窓口 または 名あて人本人に配達 |
郵便窓口 (当社が別に定める郵便局の郵便窓口に限ります。) または 名あて人本人に配達 |
本人確認書類(受け取り時に提示していただく書類) | 写真付き公的証明書: 1点 (具体例) 運転免許証 日本国旅券(パスポート) 個人番号カード 等 写真の付いていない公的証明書または写真付き職員証・学生証等: 2点 (具体例) 健康保険証 職員証 学生証 等 「電子署名および認証業務に関する法律」に規定する本人確認レベルです。 |
公的証明書: 1点 (具体例) 運転免許証 日本国旅券(パスポート) 個人番号カード 健康保険証 等 |
公的証明書: 1点 (具体例) 運転免許証 日本国旅券(パスポート) 個人番号カード 健康保険証 等 旧住所が記載されている本人確認書類が提示された場合は、基本型・特例型とは異なり、所定の本人確認書類以外の他の書類または口頭質問による確認を行わないため、郵便物はお渡しできません。 |
本人確認情報の差出人への伝達 | なし | なし | 本人確認書類の名称 本人確認書類の記号番号(法令等により、利用が制限されているものを除きます。) 本人確認書類に記載されている名あて人の生年月日 本人確認を行った者の氏名 本人確認書類の提示を受けた日時 「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に規定する本人確認レベルです。 |
本人限定受取郵便の利用の注意点と気を付けるポイント
①自然人1人を名あて人として利用
②セキュリティサービスとした一般ゆうパック、点字ゆうパック及び聴覚障害者用ゆうパック並びに
一般書留としたゆうメール及び心身障害者用ゆうメールに限りお取扱いをします。
③ゆうパックにあっては、セキュリティサービス及び代金引換以外のお取扱いをすることはできませ
ん。
④ゆうメールにあっては、速達、一般書留、引受時刻証明、配達証明及び代金引換以外のお取扱いをすることはできません。
⑤名あて人に代わって受け取ることができる代人を指定する場合には、名あて人の氏名の傍らに「代人」の文字並びにその代人の氏名及び住所又は居所を記載していただきます。
⑥外装の見やすい所に次の文字を明瞭に記載していただきます。
・「基本型」・・・「本人限定受取」又はこれに相当する文字
・「特例型」・・・「本人限定受取(特)」又はこれに相当する文字
⑦配達日希望及び配達時間帯希望のお取扱いをすることはできません。
⑧受取人払又は着払とすることはできません。
⑨郵便差出箱に投かんすることはできません。
本人限定受取郵便の取扱方法
(1) 荷物の配達を受け持つ郵便局に留め置き、到着通知書を名あて人に送付し、希望する郵便局の窓口等において、ご本人であることを示す所定の書類を提示していただいた上でお渡しします。
したがって、例えば名あて人のご家族であっても、荷送人さまが代人として指定しない限り荷物を
お渡しすることはできません。また、荷物のお渡しの際、名あて人又は代人から一定の書類を提示していただきご本人であることを確認します。
本人確認レベル及び配達サービスの有無等により、基本型と特例型のいずれかをお選びいただけます。
(2) 配達郵便局での留置期間は、荷物が到着してから10日間です。ただし、外装の見やすい所に「留置何日」その他その荷物の留置期間(荷物が配達郵便局に到着してから10日以内とします。)を朱記してあるものについては、その表示の期間とします。