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気持ちを伝える手紙の読み方と気持ちを受け取る手紙の読み方
結婚式等の場面において、自分の気持ちを伝える手紙であったり来てくださったゲストの方たちに感謝の気持ちを伝える手紙についての注意点と、手紙を自分が受け取った時に相手の気持ちを汲み取りたい場合の読み方楽しみ方というのをまとめてみましたので、以下参考にしてみてください。
気持ちを伝える手紙の読み方
①”正直な気持ち”を自分らしい言葉で
結婚式において花嫁や花婿の言葉というのは、式中でも盛り上がるところでもあり、注目される部分でもありますが「感動してもらいた」「良い手紙を読みたい」と打算的に考え、手紙についても気に掛けるよりも、素直な気持ちを綴った方が100倍良いのは言うまでもありません。
“伝える”という部分に、あれこれと余計な気持ちが見え隠れする手紙や自分の気持ちがすっぽり抜けている手紙に感謝の気持ちやゲストへの思いというのはしっかりと届きません。
それよりもまず、普段の自分らしさの上に自分の言葉で、本当に伝えたいことを書きなぐる方が結果的にその人らしい手紙になりますので、構成や言葉について極度にセンシティブになる必要はありません。
②ダラダラ伝えるよりも簡潔に
ご自身の経験と照らし合わせてみるのが良いかと思いますが、話が長くなればなるほど、「結局何を伝えたいのか?」というクエスチョンマークがついてしまうことというのは良くあることです。
本当に伝えたいこと(結論)を伝え、それに肉付けしていく形の方が聞いている人や手紙を読んだ人にとっては分かりやすく伝わりやすいでしょう。
起承転結での構成を推奨することも多いですが、結論を先に伝え補足していく形の方がスッキリするケースもあります。ダラダラしてしまうのが怖い人は、結論ありき最も伝えたいことありきで手紙を構成していくのもいいでしょう。
③エピソードは分かりやすく理解しやすいもので
結論や伝えたい事を軸にして、各エピソードを盛り込むのは聞いている人からしてもわかりやすくなりますし、その人の人柄が現れる部分になるので、具体的なエピソードを入れておくのも効果的です。
ただし、その際にエピソード自体わかりやすいもので、みんなにも共感しやすいものを選ぶのがいいでしょう。専門的なエピソードやその人達しか知らないあるいは分からないような内輪でのエピソードをチョイスしてしまうと、皆ポカーンとしてしまうことがありますので、わかりやすく理解しやすいものを選ぶのがいいでしょう。
どうしてもこのエピソードを使いたいと強く思うものがあれば、分かりやすく手紙に起こして伝わりやすいように構成するのが良いです。
④早口や声が小さいのは論外
相手に伝えることが目的であれば、尚更伝わりやすさを考えるべきものでもあります。
・早口
・声が小さい
これらは、意識すれば改善できるものになります。伝わりやすさを考えるなら、自分で防衛できるものは自分であらかじめ対策しておきましょう。
具体的には、手紙を読むペースは口で伝える通常の会話の3倍くらいゆっくりを意識しておきましょう。緊張しても堂々と朗読することで相手も理解してくれます。
⑤チェックとリハーサルは絶対しておくべき!
手紙を伝える際に注意しておくべき事として大切なひとつとしてあるのが、「リハーサル」と「チェック」の部分になります。
当日はいろいろと問題が起きたり、予定通りにいかないケースというのが多いですが、事前に時間配分などチェックしたり、表現内容を口に出して確認しておくことはとても大切です。
文字に起こした文章が、口にすると不自然に感じることも少なくありません。読むペースや時間を含め客観的に判断できる機会になりますので、ぶっつけ本番はやめて一度リハーサルとして取り組んでおくことが大切です。
貰った手紙の読み方とポイント
相手の気持ちを想像してみる
家族や親しい友人から送られてくる手紙は、内容を別として嬉しいものです。写真つきのポストカードや絵手紙などの手紙は、想像力を掻き立てられてより楽しく嬉しいものです。
そんな、はがきやポストカードのフランクな手紙ならいざ知らず、封書などの手紙はプライベートな事や打ち明け話が書かれているかもしれないので、一人になれる場所で読むのがベターです。
一人で相手の心情を汲み取りながら、想像を膨らませながら読むことをオススメ致します。
行間を読む。気持ちを受け取る
メールにも細かなニュアンスを感じる事も少なくありません。…の多用や顔文字や絵文字の使い方など我々は自然と想像力を働かせています。
手紙は、メールよりも自分と向き合う時間が長いため、深層心理が出やすいものです。短い文章だとしても、行間を読む楽しさがあります。手紙で送られた意味や時期やタイミング。その一つ一つが手紙の構成要素として文が届きます。
その想像力を働かせて手紙を¨読む¨事が手紙に対する礼儀かなと私は思います。気持ちを知覚できる言語に載せ伝えるからこそ、リズムや個性がにじみ出て表現されるものです。ですから「書く」だけではなく「読む」事も忘れずに意識して欲しいと思います。
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