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手紙を書く良さと今だからこその手紙
手紙のイメージとコミュニケーションとしての手紙
皆さんは手紙と聞いてどんな事を思い浮かべますか?手軽にメールができ、繋がり易くなった時代にあって、少し堅苦しい印象があるかもしれません。年にほんの数回程度しか書かない人も多いかもしれませんし、年賀状だけという方もいるでしょう。
実際、緊急性の高いコミュニケーションツールがここまで普及してしまっていると、そこまで書く機会というのは多くないかもしれません。しかし、手紙の良さや手紙の書くシーンというのは様々あることでしょう。
友人から貰う旅先からのポストカード、田舎のおばあちゃんから送られてきた数々の品に一緒に入れられた手紙、恋人からもらう思いのこもった手紙。母親がちょっとした伝言をメモした置き手紙など。
どれも、実際もらったらうれしいシーンばっかりではないでしょうか。手紙を書く機会は減ったかもしれませんが、手紙を貰ってうれしくない人はおそらくいないでしょう。
手紙の良さと魅力のポイント
手紙の良さやメリットはいろいろあると思います。それだけでなく、今のコミュニケーションツールと比べたらデメリットもあるかもしれません。それでも、やっぱり直筆で書く手紙には、行間の奥ゆかしさや季節感など、綺麗なものがあります。
手紙をもらって、その時いろいろなことを感じなくても、書き手が自ら字をしたため思いを伝えた手紙は、カタチがあるからこそ何度も見返し、再度読むことができます。
読み返してみれば、当時は気づかなかったことや、今その手紙をみて感じる”変化”が手紙の魅力のひとつでもあるでしょう。
今の時代だからこそ喜ばれる手紙
便利な世の中になり、コミュニケーションが比較的スムーズになった時代だからこそ手紙に触れる機会が減っているのも事実でしょう。よりコミュニケーションが近くなり、距離も場所も問わなくなった今だからこそ、タイムラグもあり手間のかかる手紙の粋さもあると思います。
そういった今の時代の中では、余計手紙の良さも味わい深いものになります。メールや電話。それに比べたら時間も掛かり、手間も掛かるのは事実ではあります。でもひと手間ある手紙だからこそ伝わる、やさしい想いや、行間を読む楽しさや、心地いいひと時を生むものと考えています。
堅苦しいフォーマルなものと思われがちな手紙ですが、そうではありません。想いを伝える手段であり、相手を想い書く行為の結果でしかありません。本来は私やあなたが想っていることを素直に書けばいいのです。
あれこれルールやマナーに縛られる必要はありません。自由に書き、好きなように筆をすすめれば完成するものです。根本的なことは昔も今も変わらずあります。
手紙の目的。 それは、思いを伝えるという行為であり、それ以外の何物でもありません。
まとめ
手紙に良い悪いは存在しません。あなたの伝えたいことを書けばいいものです。無理に書き方やルールに縛られずに自由に書きましょう。自由に書くことで、あなたらしさやあなたの文になります。
今はコミュニケ―ションが楽に取れるようになった時代だからこそ、時間も手間もかかる手紙の魅力が一層際立ちます。こんな時代だからこそ、あなたの想いをあなたの字で届けてみるのも乙なものです。
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