【手紙全文】ベートーベンの謎に包まれた恋愛観が見える死後に発見されたラブレター

ベートベンは、説明するまでもなく歴史的にとても有名な人物の一人で神秘的な作曲家として知られています。そして、彼は57歳のときに、一つ大きな秘密と共に生涯を終えました。そして彼が死を迎えたとき、一つのラブレターが彼の所持品の中から見つかりました。

それは、名前不明の女性に宛てられた手紙であり、ベートベンはシンプルに不滅の恋人として呼んでいた。

だれもこのなぞに包まれた女性のことや詳細をしることはありません。そして彼が残した手紙たちは、とても情熱的な愛に満ち溢れたもので、ベートーベンの音楽が有名になったことにつながっているのも一方であります。
たくさんの構成からならるベートーベンの月光ピアノソナタは、このなぞに包まれた関係をよく表現しているのです。

 

WIKIPEDIA
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)
生誕 1770年12月16日頃
死没 1827年3月26日
ドイツの作曲家、ピアニスト。音楽史において極めて重要な作曲家の一人であり、日本では「楽聖」とも呼ばれる。その作品は古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆とされ、後世の音楽家たちに多大な影響を与えた。

作曲家ベートーベンが残したラブレターと彼の恋愛観

July 6, 1806

1806年7月6日

My angel, my all, my very self ? only a few words today and at that with your pencil ? not till tomorrow will my lodgings be definitely determined upon ? what a useless waste of time. Why this deep sorrow where necessity speaks ? can our love endure except through sacrifices ? except through not demanding everything ? can you change it that you are not wholly mine, I not wholly thine?

僕の天使、僕の全て、そして僕自身に。今日はほんの少し、君の鉛筆でここに残すよ。明日になるまで僕の居所ははっきりとはわからないんだ。なんて時間の無駄なんだと思うよ。なぜ今こんなにも悲しいのだろうか。私たちの愛は犠牲によって、何もかも求めることのできないことで耐えるしかないのでしょうか。あなたは完全に私のものではなくて、また私もあなたの完全ではないものでなくて、これらを変えることができるのでしょうか。

Oh, God! look out into the beauties of nature and comfort yourself with that which must be ? love demands everything and that very justly ? that it is with me so far as you are concerned, and you with
me. If we were wholly united you would feel the pain of it as little as I!

ああ神よ。この自然の美しさを眺めて、あなた自身安心してください。愛は、全て当たり前のこととして要求するものです。それは私といることであり、私があなたといるということのように。もしも僕たちがしっかりと繋がっていたら、あなたの心の痛みは私と同じ痛みに感じることでしょう。

Now a quick change to things internal from things external. We shall surely see each other; moreover, I cannot communicate to you the observations I have made during the last few days touching my own life ? if our hearts were always close together I would make none of the kind. My heart is full of many things to say to you ? Ah! ? there are moments when I feel that speech is nothing after all ? cheer up ? remain my true, only treasure, my all as I am yours; the gods must send us the rest that which shall be best for us.

外面的なことから、本題について話しを移しましょう。私たちはきっともうすぐ会えるでしょう。さらにこの数日間、自分自身と向き合っていたことを君に伝えることができていない。いつも僕たちの心が通じ合っていたらこんなことをしないでいいのだろう。僕の心は君でいっぱいです。あぁ。言葉が何も意味を持たないと思うときがたまにあります。元気を出して。
私の宝物で、私の全てでいてほしい。私の全てが君の全てであるように。神は私たちに素晴らしいものを送ってくれるはずです。

Your faithful,
Ludwig

ルードヴィヒより