そもそもの消印の意味と種類についてと当日消印との違いついてのまとめ

目次

消印を押す理由と意味について

はがきや手紙には、消印(郵便局についた)の日付やどこから出したか?という地域を知ることが出来る「消印」と呼ばれるスタンプが押されるのが一般的です。ですが、この消印の役割とは、何なのか?何のために押されているのかわからない部分というのも実際あるかと思います。

 

そもそもの消印の意味って?

①切手の再利用防止

「切手の再利用防止」これが消印を押す一番の理由になりますが、切手は金券扱いでお金の対価となる手段のものになります。何度も不正をして使ってしまうとそもそもの切手のシステムとして大問題なので、再利用ができないように消印を押しているというのが一番の理由になります。

②郵便物の引き受け証明

消印のもう一つ役割としては、郵便局の引き受けを証明する印としての「消印」になります。日付や地域名を示す証拠にもなるものになりますので、差し出した証明として正式には「証示印」と言われます。

郵便切手や葉書に押される消印は、それらに記載されていた額面の価値を無効化するとともに、郵便物の引き受け日、時間帯、引き受け郵便局を示す役割を兼ねており、通常「けしいん」と呼ばれているが正式には証示印(証印)と称し、日本の郵政当局内部では「しょういん」と呼びならわしている(郵便印)。
wikipedia – 消印

 

消印の種類

一般的な消印について

郵便物の取扱いにあたって日常的に押される消印であり、基本的に郵便物には料金別納の場合などを除いて必ず押印されるものになります。

一般には「ひづけいん」と発音されるが、郵政当局内部では「にっぷいん」と呼ばれ、普通日付印は国内郵便用のものと外国郵便用のものとがあります。

 

風景印の詳細と一例

風景印(風景入通信日付印)は、各郵便局によって異なり、局名・支店名と年月日欄と共に、その地域にちなんだ場所や名所旧跡等の図柄が描かれているものが押されます。正式名称は、風景入通信日付印(ふうけいいりつうしんにっぷいん)。

それぞれの風景印はコチラ>郵便局の風景印

この風景印をコレクションしている方もいます。

 

当日消印有効の違いと意味

「○月○日当日消印有効」というものが懸賞やイベントなどの観覧券申し込み、入学試験の願書受などに郵便で応募する場合記載されていることがありまする。この場合の「当日消印有効」というのは、その日以前の日付の消印が郵便に押してあれば、到着がその消印有効の日付以降になっても応募を受け付けてもらうことができるというものになります。

また、ポストに投函した場合は時間帯によって翌日の日付になってしまうことが時間帯によってあるので、注意が必要です。そういった場合は郵便局の窓口にて直接”当日引受”を示すために消印を頼んで押してもらいましょう。