喪中はがきのマナーと年賀欠状の挨拶の送付と差し出す範囲について

年内に身内に不幸があった場合には年賀状は出さずに喪中はがきを出します。不幸があったため「今年は年賀状は出しません」ということを事前に友人知人・関係者に知らせるための挨拶状のことを指します。

一般的な喪中はがきの送付範囲としては、故人との関係が二親等までを出すことが多いです。ただい、個人と非常に関係の深かった関係者においては、喪中はがきを差し出しても問題ありません。

 

喪中を出す親等とはどこからどこまでの範囲?

親等とは血縁関係、婚姻関係での遠近を表わす単位で、最も近い関係にある親族を一親等、次が二親等、三親等と続いていきます。具体的には下記の通りです。

一親等:両親・子・配偶者の両親
二親等:兄弟・姉妹・祖父母(配偶者の兄弟・姉妹・祖父母も含む)・孫
三親等:伯叔父母・曾祖父母・曾孫

二親等の祖父母の場合には喪中はがきを出さない人も最近では多いようです。同居している場合は出す。別居の場合は出さないという場合もあり、また、配偶者の兄弟・姉妹、祖父母はどうするかは悩むところです。関係にもより、家庭の考えもありますので、判断に迷う場合は年長者に相談するといいでしょう。

 

喪中はがきの作り方と書き方の一般例

喪中はがきはネットの印刷サービスでも作成できるのに加え、最近ではスーパー等で、申し込むことができます。申し込めば数日で仕上がるので、時間がない人、忙しい人におすすめです。また、ネットでは、簡単なフォーマットを選んで注文することができるので、環境に合わせて利用しましょう。

自分で作ろうと思っている人は、郵便はがきを使う方法と、喪中はがき用の用紙を使う方法があります。

郵便局では喪中はがき用のはがきというものは販売していません。切手部分が落ち着いた「胡蝶蘭」を利用する人が多いです。ただ、普通のはがきと同様に郵便番号の枠が赤なので弔辞にはちょっと。と抵抗がある人は喪中はがき専用用紙で作ることをおすすめします。

喪中はがき用のはがきは用紙によって、質感が違うのでよく確認してから購入してください。絵柄も様々ありますが、絵柄によって、格の上下などはなく、どの絵柄でも使うことができます。故人の人柄に合わせたデザインにするのもひとつの方法です。切手は弔辞用がありますのでそれを利用しましょう。

 

喪中に受けた年賀状には年始状で対応

東日本大震災の翌年から多く利用されるようになった「年始状」をご存知でしょうか。喪中はがきを出すまではいかなくても年賀状を送るのは気が引けるという人向けのもので、喪中はがきとも若干異なる部分があります。

喪中はがきは不幸があったことを知らせるため、年内中に届くようにだしますが年始状は年賀状と同様、年初めの松の内(基本的に1月7日)までに出します。

年賀状のように賀詞(お祝いの言葉)は入れませんが、喪中はがきには書かない近況報告などは書くことができます。年始状を出す際に使うはがきは普通はがきを利用します。気を付けなくてはいけないのは、年賀はがきではないので早めに投函すると、年内に届けられてしまう可能性があるということです。年始状は出す時期を考える必要がありますね。不安な時には郵便局に問い合わせてみてください。

年始状の記載例

御丁重な年始状をいただき、誠にありがとうございました。
皆様、お変わりなくお過ごしの由、何よりのことと存じます。
実は、父が昨年○月に他界いたしましたため、年頭の御挨拶を控えさせていただきました。連絡が行き届かず、申し訳ありませんでした。
家族一同、ようやく落ち着きを取り戻してまいりましたので、どうか御休心ください。

平成○○年○月

   

 - 年賀状